ブログ

【Google】アドセンスのads.txtが認識せずいつまで経ってもエラーが消えない場合の確認箇所

アドセンスの審査が通り、管理画面にアクセスすると以下の警告文が表示されていました。

要注意-収益に重大な影響が出ないように、ads.txtファイルの問題を修正してください。

警告内容は2種類のエラーの可能性

■警告文の意味

  1. アドセンスに登録したサイトにads.txtが設置されていない。
  2. ads.txtは設置されているが正しく設置されていない。

まず一つ目。
初めてのアドセンスを運用するので、ads.txtが設置されていなくて当たり前。管理画面からads.txtをダウンロードして設置しましょう!

問題となるのは2つ目です。
ads.txtは設置されているが、何らかの理由でads.txtが正しく設置されていないのでファイルが認識されていない場合。この場合は警告文がでるエラー要素を潰さない限り警告文が出続ける事になり、収益に悪影響がでます。

管理人の場合は…

管理人も初めてのアドセンス運用なので、管理画面からads.txtをダウンロードしてドメイン直下に設置しました。実は以前に、知り合いのサイトでアドセンスの設置を代行して行った事が数回あるので、ある程度要領もわかっていてads.txtを設置すればすぐに警告文が消える事もわかってました。しかし今回の場合は警告文が消えません。これは管理画面内に書かれてる通り、変更の反映に数日かかる場合があるらしいので数日は警告文がでたままの可能性があります。「そのうち消えるだろう」と放置してました。しかし…

3日経っても警告文が消えません。

数日というのが明確に何日なのか知りませんが、概ね2日(48時間)ほどかかるそうです。管理人の場合は「3日」経っても改善されないので、ここで色々調べてみました。

ads.txtが正しく設置できていない場合の確認箇所

大まかに2つ可能性があります。

ads.txt内に必要な情報が記述されていない

ads.txtは以下の法則で書かれています。

google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0

※pub-0000000000000000には自身のサイト運営者IDが入ります。

管理画面からダウンロードしたファイルであればほぼ問題ないと思いますが、念のため記載されている内容に間違いがないかチェックしてみてください。

ads.txtの文字コードが間違っている

ads.txtはUTF-8 BOMなしで保存されていなければなりません。管理人の場合原因はこれでした。

見落としかもしれませんが、ヘルプなどを見ない限りアドセンス管理画面内からは「UTF-8で保存しろ」とは書いてなかった様に思います。これに気づかずSJISで保存されたものをUPしていました。

文字コードを適切なもので再保存して、UPするとすぐに警告文が消えました。正常に認識されているものと思われます。

まとめ

管理画面からダウンロードしたads.txtを設置した場合は、記述内容のミスはないと思いますが、文字コード違いによる読み込みエラーは以外と多そうです。

ちなみに、Windowsのメモ帳ではUTF-8N(BOMなし)の保存ができませんので、「TeraPad」や「サクラエディタ」などの、Windows標準以外のものを利用してください。なお、エディタの設定や保存方法にもよりますが、TeraPadの時はUTF-8Nで保存しても再度開くとSJISに変わってたりする場合があります。これは保存しようとしているファイル内に「全角文字」が無い時に起きます。ads.txtにそのまま全角文字を書くとエラーになるかもしれませんので、全角文字の先頭に「#」と付けてコメント化した上でUTF-8Nで保存すると、次回開くときも保存時の文字コードで開く事ができます。

以上、アドセンスのads.txtが認識せずいつまで経ってもエラーが消えない場合の確認箇所についてでした。

2020年9月24日追記

ads.txtの文字コードを手軽に調べられるサイトがありましたのでご紹介します。

この記事を書いた人管理人

SAKURAGRAPHICA代表
会社員の傍ら、フリーランスでWEBサイトの制作やWordPressによるCMSの構築・障がい者の就労支援としてホームページ制作の職業指導員も行っております。

SAKURAGRAPHICAができること

最近の記事 おすすめ記事
PAGE TOP